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介護 余命 在宅医療 看取り 誤嚥性肺炎

病病介護を振り返り〜 一般病棟個室での母の頑張り!!

#最終期
#在宅介護
#誤嚥性肺炎
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ある日  私が母へお花やプリン等を買って 

母の病室へ 明るく
 張り切って  母上〜来たわよ〜と
入ってみたら   ベッドは空。

あら?検査かしら?
何も聞いてない。

 まさか 緊急病棟? 
 ドキドキ不安が過る! 
急変!? 

 
介護士さんに 聞いても
緊急病棟へは 移動していないと。

車椅子もない〜  何か するなら 
私に伝えて貰わないと(汗)
困る!!

 
ナースステーションに声がけしたが
皆 が 口を揃えて
 お部屋にいらっしゃるはずです…よ

呑気な  返事である。

私は あちらこちらの
廊下や  窓の有る 通路を 走り回る。

と!!

母が車椅子に拘束されて  
項垂れて   
 一人ポッチで窓の方へ
向かされて居る!!

え???
一体  何か?リハビリなら
介護士が 傍に居るはずである。

母の血圧が低そうで
顔色も白く  手もつめたい!

私は
急ぎながらも 母を個室に向かって
丁寧に 声がけしながら
車椅子を押した!!

しかも遠いい距離 
何て事だ!!   
信じられない

部屋に着くと
ナースコールを 何度も押した。

なかなか誰も来ないではないか!!
なんて   怖ろしい事を 

母は 私に頷く位で
反応も弱い!

疲れきり 寝入っているのか?
この冷たい 頬  指は?

次に 談話室  スタッフルームを
ノックして 歩き 介護士長を探し回っだ。

やっと ある 談話室で
患者さんと話し合い中の介護士長を
見つけ出した。

 私は介護士長の名前を呼び
母の状態を話した。

 
説明は  言い訳は??

車椅子に座らせて
筋肉を落とさぬ様に と 介護士に
看させながら  30分 ベッドから
移乗させたと

そんな  無茶な!!

私は状況を 急いで
説明する

誰も付き添いは居なく  母は一人 項垂れて
車椅子に
意識レベルも薄れ
真っ白な顔で  様子が  悪い!!

早く 母を看てくれと 
私は 杜撰さに 怒り 

ナースコールにも
応答無し!     どうゆう事か!?

早く!!!  来て下さい
早くと     介護士長に

怒鳴る気持ちを
   必死に 堪え

手招きした。

  介護士長は
驚き    私に又  謝り
私と共に   母の部屋へ
走った!! 

 何故?  他の介護士さんらも
母の行き先も
把握出来ずに   付き添い介護士は 
何処に  行ったのか!!?

流石に  命を預かる医療現場で!!
あり得ぬ事を   と
怒った。  

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#リハビリ#車椅子#談話室#ナースコール#介護日記#要介護5#プリン#冷たい頬#介護士さん

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病病介護を振り返り〜  特別室から 一般個室へお引越し!

#最終期
#在宅介護
#誤嚥性肺炎


私は 母の回復を願い 新しいフロアーの
医師や介護士さんらが
良い方達で  しっかり
 母を診察 丁寧な介護に携わって呉れる事を
願いながら

エレベーターを母の肩を抱きしめながら
特別室の介護士さんらと

新しいフロアーのナースステーションに
声を掛けて  先ずは 介護士長という
又 初めて会う  女性に挨拶をした。

何だか 心細い方だな(汗)

随分 特別室の面面と違うな……内心ショックを
受けたが 

 一応  ナースステーションに
居る 介護士さんの 顔と名前を
見ながら  一人一人に挨拶をした。

その間  母は一番奥の ナースステーション
斜め前の個室に  移されていた。

母の名前の上には 重篤患者を示す赤丸シールが
まだ 貼られた………

もう 黄色……中程度に(泣)
 シールを見つめて佇んだ。

赤丸シールを見つめて  スマホで撮影した。

必ず 赤丸→黄色ー    そして白丸になり
退院させて 我が家で訪問医療  訪問介護

最期の親孝行に 私が!!
徹夜の介護も 惜しまずに  母の傍に
必ず居て  安心感を与えたい。

部屋は広く ベッドも大きめで
窓も広く   ナースステーションが近い
のは 少し安堵した。

母は既に ベッドに座らされていた。

先程の輝く笑顔から
不安げな 元気のない雲った顔付き。

角度が辛そうなので 私が
大丈夫よ ゆっくり ゆっくりだから
目眩はしないわ

と 母と目を合わせながら 目線を合わせながら
本当に ゆっくり ゆっくり
ベッドの角度を上げ70度位にした。

母は ああ、 楽に成ったわ
と 少し笑みを浮かべて呉れた。

あの角度は 私だって
呼吸がしずらいわ
とカチン!と 来たけれど

今日 引っ越したばかりだから 仕方ないか?

徐々に 介護士さん 一人一人に
穏やかに 明るく 母の状態やサジェスションを
伝えながら  
より快適な入院生活を
母に送って貰わなければと   
考え直した。

そして 新しい介護士さんらが4人程
入って来た。

母の身体のチェックを開始しようと

いきなりのスピード!でベッドを
真っ平らに下げた!!

母は 目眩が
目眩がする   止めて!!と!
 ベッドを柵に
細い腕で 必死に掴んで居る。

私は
まさか!!(汗)
嘘!!信じられない。
悪夢だ!

母の年齢や 病状を考えてください!
物を扱うみたいで いきなりは
酷いですよ!!

何故?声がけをしながら

ゆっくり 患者さんの顔色 状態を見ながら
出来ないの!?

母は吐きたい 気持ち悪い……と私に
震える小さな声で 訴えた。
  
全身も 震えて
ガクガクしている

若い介護士さんに 早く 洗面器を!

急いで!と つい 命令口調になった。

吐いたものが 気道に入れば
更に治療が遅れ
万が一 また 肺炎に!!

私は 介護士さんと二人で
母の体勢を 整えて
大丈夫よ 
吐きたいなら 此処にと

私は バスタオルやタオルを 咄嗟に
母の顔横に 置いた。
 母の顔を 横向きにさせた。

真っ直ぐに嘔吐すると
嘔吐した物が気管支に流れ込むからだ。

他の介護士さんは
本当に申し訳ありません……と
私に謝ったが

申し訳ありませんじゃ
済まないですよ。

今は 特別室から 笑顔で 此方に
移って来たばかり 
  
幾ら 母の状態を 万全に把握していなくても

氏名には赤丸シール

引き継ぎや 看護サマリー
電子カルテを 見て居ないのですか!?

肺炎を患って居る患者に
する事ではないでしょう❢

普通のお年寄りでも
この様な事をされたら
どうなるの?

私は 更に

看護学校で 何を学んで来たの?
何人の患者さんを看て来たの?

貴女達にも 大切な親 お年寄りの家族が
居るでしょ 

 この様な事をするの?

母を抱きながら つい 叱って居た。

母の為に
母以外の患者さんの為にも!と!!

穏やかな安心感を
抱ける病院 病室を願ったのが

何故??

本当に唾液でも 誤嚥に繋がり
肺炎を起こすと 言うのに………

死に繋がる怖ろしい病だ。
特に身体の弱った高齢者 老人には。

何の為の入院継続か?

情けなくなり
母が不憫で  私迄  目眩がして来た。

危なっかしい………

今迄の緊急病棟〜
特別室での治療に頑張り

母は何とか 口から
ソフト食 嚥下食 プリンなどを
摂れる状態に  回復して来て

笑顔を見せて呉れて
素晴らしい塗り絵 デッサンすら
出来る!

なのに………何故?

母は暫く 真っ青な顔で
気分悪そうに  私が渡したタオルで
目を伏せて居た。

母に謝りながら
摩すりながら お家に帰ろうか?
と  つい  私は口にした………

訪問医師とケアマネジャーに
連絡をして
又 カンファレンスを開き
退院を願い出よう!と 頭の中は混乱していた。

先程の介護士長が
恐れ入ります
御母様  大丈夫ですか!?

本当に
本当に申し訳ありませんでした。 

お嬢さんに適切な対応を
本当に申し訳ありません…… 

頭を下げる。
頭を下げても 万が一!

私は
在宅介護で 
母が肺炎を起こして居ない時 でも

ゆっくり 下げるわよ
ゆっくり 上げるわよ

大丈夫? と明るく大きな優しい声がけと 
顔色を
見ながら ベッドの角度も慎重に
看て来た。

事実の事だ。 

私は半ば 緊急病棟や特別室のスタッフ
我が家での 訪問医師 訪問介護
私の介護と   あまりにも
掛け離れて居るので

呆れからか?  怒りやら
どーっと  疲労が出て 座りたくもなり
脳内もコンフューズして………

なので
介護士長に 長々と 説明は
避けたが  

くれぐれも とおとい命を
唯一無二の 命を

もっと しっかり
一人一人の介護士さんらに

敬う心と 愛情を 持ちながら
けして
流れ作業に ならぬ様に
介護に…精進して欲しい旨を
静かに 語った。

そして
私に謝らず 母に
丁寧に 反省して 謝って下さいと
伝えた。




 




 

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病病介護を振り返り〜  特別室から個室へ。

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#誤嚥性肺炎


母の特別室での 闘病 リハビリ 頑張る 
輝いた姿を 声を そして談笑出来た 
笑顔を  

私は 一生涯
私の命をが 果てる迄 胸にしまい 
大事な宝物である母の輝いた人生と共に
忘れまい。
 
どれだけ 沢山の事を母の闘病する姿から
学んだ事だろうか。

学校 大学 仕事での学びより
遥かに尊大で  奥深い。

私にはケシテ  真似が出来ない。
私は  母の描いた 紅葉
私の横顔の スケッチ 塗り絵を大事に
バックにしまった。

流石に芸術家
要介護5に認定され ベッドに拘束され
辛い治療を 受け続けたと 言うのに

素晴らしいグラデーション
構図

胸が震えた!!
本当に 勿体ない!
私の ミスさえ無ければ………

まだまだ 明るく美しい母は我が家で
大切な老後を 満喫し
幸せな煌めく笑顔で 暮らしていた。

母は2歳の頃から人間国宝 水彩画の画家に
生まれ故郷の実家  田園調布の薔薇に
囲まれた豪邸の お嬢様で  習い事を
色いろしていた。

母の描いたデッサン 塗り絵に
私が更に おこがましくも 描き足して
日展にだそうかとさえ  思った。

この特別室は 母の闘病する場所に
相応しく 携わって呉れた 医師や医療スタッフに
感謝で一杯だ。

とうとう 庭に出て 私が車椅子に
母を移乗させて  ユックリと
母と娘    二人で景色を眺めて
新鮮な空気を満喫する事は無理であった。

やはり 治療現場で忙しい。
母を疲労させても ならない。

私は残念な気持ちを 抱きながら
母には 賛美と労いの気持ちを伝えた。

人間の病の治療    特に高齢者は
急変のリスクや 夜間に痰が気道を塞ぎ
苦しみながら窒息する リスクも高い………

自宅に戻り 仕事をして明け方
眠る前に 必死に祈りに祈った。

私の命を全て母に捧げても良いですから
母をお守り下さいと。

母の愛娘の私
音楽の流れる ゆったりした環境

沢山のお花を眺め ベッドから
外の景色を眺めて

親子水入らずの談笑
それが どんなに短い時間だとしても
毎日 会える安心感を
母に感じて貰えると

回復が早くなる。
母の食欲 顔色 声の大きさ
ベッド上での 動きの回復

一つ一つ
母は 私の愛に応える様に
頑張ってくれる。

医療加療だけではない………
毎日 母を見て
感じた真実 現実。

一つ下の階の個室にお引越し。

母の意識は すこぶるクリアーで

お引越しするの?寂しくなります。
中には若い介護士さんは 嫌よと
泣いて呉れた。

私がお礼を伝えると
ナースステーションから
次々に  お大事にね。
たまに 会いにゆくから 必ず元気で居てねと
本当に 皆さんに愛され

母は一人一人に 握手と マリア様の様に
気高く美しい笑顔で 有難うね
と 応えていた。

私は 心から母を誇りに思い
私一人の母では ないのだ!

より一層
全身全霊で 母の命を守る 強い 責務を
心した。  

私が車椅子を 押したかったが
3人の介護士さんが 車椅子を押させて下さいと

荷物も二人のヘルパーさんが
持って呉れた。 

この特別室と この景色とは
今日で さようなら

広い部屋の大きなベッドに
輝きを失せぬまま 美しく
座り 頑張り 笑顔を見せて呉れた
母の残像を      目の奥に

しっかり!焼き付けた。  

お世話に成りました! 特別室にお礼を
言って  小走りに

私は
母の元に着いて行く!!

さあ!
又   母と私の二人三脚が
新たなる
病室でスタートする。

必ず  元気で母を退院させる!

母の車椅子に座り笑顔を
横から垣間見て    決意を新たにした。

必ず 奇跡を起こす!!

余命宣告   看取り??
等     まだまだ 
母には無縁だ!!

私は 母上
万歳 万歳 万歳

皆様 有難うございます〜〜と 手を振り
大きな声を上げた。

母も  私を見つめて 手を振りながら
満面の笑みを見せて呉れた!!

歓喜の瞬間 
私は 母に駆け寄り 肩を抱きしめた!!

神様 父上
母の命を 頑張りを お守り下さい………
心の中で感謝 祈りを   捧げていた。








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病病介護を振り返り〜母と私 特別室での時間

#最終期
#在宅介護
#誤嚥性肺炎





一人で観た今年の桜寂しいのは本音でも 温かな体温を身近に感じて嬉しかった。  早くも葉桜…
”病病介護を振り返り〜特別室での母娘の二人三脚”

病病介護を振り返り〜母と私 特別室での時間
2020-03-30 15:40:21
テーマ:ブログ

人間
誰しも いつかは天に召される。

人生どの様に 濃厚に充実感を覚えながら
諦めず 頑張り

周りの人々に 幸せをお裾分けをしたり
やる気を与えたり
 如何に精一杯
努力し輝いた 時間を持てたかが
大切な事と 母も私も同じ思考で生きてきた。

置かれた立場で咲きなさい
  皆さんもご存知なポジティブで
慈悲深い素晴らしい本である。

私のベッドサイドには
聖書と  この頃は 置かれた立場で咲きなさい
がある。

肉体的に病の私は本当に疲労困憊する
やや へこむ時も 正直人間なのである。

しかし 私が立ち直れるのは
やはり 母の前向きさ 私への愛の深さ

そして 満身創痍に近い私でも
胸を張り   生活 介護に全力投球出来るのは
両親に五体満足に産んで貰え
学問 情操教育 習い事を 多数
母から素晴らしい贈り物を貰った お陰である。

つまり愛と感謝一杯の人生を生きて来れたからだ。

病院のスタッフの皆さんから
本当に明るく 良いお部屋ですね!
愛に溢れていますね。

御母様 お嬢さんは
常に 周りに配慮があり 笑顔いっぱいで
私達が どんなに 元気を貰い
もっと頑張らないと と考えさせられます!

私は本当に母を尊敬し 愛して居るのだから
当たり前の事と 純粋に思い 毎日
特別室に皆勤賞!

帰宅してからは仕事も 待っているが
母の頑張り
一日 必ず一歩の前進と回復を
してくれているのが 私への大きな力となり

母の笑顔を見ると ふと童心に戻り
内心は心配 祈りどうしながらも
温かな穏やかな 純真な気持ちで 
若々しく笑顔が 自然に湧いて来る。

この様な母を持ち 私は心底
恵まれて居る。

周りは心配して 母も勿論
毎日 来ないで 一日 ユックリやすみなさい……
と私を案じて呉れるが
この幸せな母との時間
二人で共に一心一体で頑張れる今を
胸に刻みながら
毎日を大切に 触れ合う時間が至極の宝物。

ユックリ ユックリ
上手に ソフト食 嚥下食を
経口から食べて呉れる母を見ると
私は 喜びでお腹一杯に成るのだ。

よくぞ 毎日明るく頑張ってくれて
有難う   私への労りを有難う……

この気持ちがお互いを元気にさせ
周りの方にも喜び 頑張る力を
知らずに与えて居るのだ……

私も自分の薬を ソファーに座り
服用し 痛む箇所には湿布やサポーター

母は私に 何も食べないの?
病院の食事を私に アーンして呉れた!

幾らでも院内レストランやカフェ
売店で買えるが  私には母との二人きりの
特別室に 出来る限り一緒に居て
母を摩すり肩を叩き  

笑わせながら共に 過ごせるのが
最高に幸せだ。
母のソフト食  アーンを
一回だけ 母親と娘に戻り
食べさせて貰った。

いつかは
お別れが来る………心の片隅で
覚悟しながらも  明るくポジティブで
二人三脚を 長く長く継続しよう!

母の愛と大事な時間を
私は一人占め!!

置かれた立場で  母も私も
輝き 時には 汗を流し
辛さもあるが   立派に咲いている。

二人で窓からの景色を眺めて
幸せね

母の瞳は何時も どんな時でも
麗しく 女神の様に 輝いて居る。






#母親と娘#ユックリ#特別室#ソフト食#介護日記#介護者#要介護5#介護ベッド#バリアフリー
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病病介護を振り返り〜特別室での母娘の二人三脚

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特別室二日目 
 母は環境が異なり
昨日はバタバタしていて 私が訪れた
昼間には まだ 多少咳こみながら
眠っていた。

病院の朝は早いが 此方は静かだ。  

母の寝顔にキスをして 柔らかく手を繋ぎ
私のパワーを母に注入してから

そっと ロビーのソファに缶珈琲と共に
よいしょと 静寂の中  座り
度々 深呼吸を繰り返した。
  
外は長閑で幸せそうに見える が
私も 母が頑張り生きてくれていて
一番 幸せな人間だ!心底
窓を見上げ 空に祈りを捧げた。
 
お嬢さん〜こんにちわ。
お昼に間に合う様に
いらしたの。
本当にお身体は大丈夫ですか?
介護士に 聞かれた。

私は母を見て居ると幸せで 嬉しくて!
大丈夫ですよ。 
母と二人三脚を
病室でも頑張りたいのでね。

そう  
母の人生を端的に説明すると
介護士さんは 素晴らしい御母様ですね!!

お嬢さんの頑張りを よく理解しました。

先生にも話しますね

はい うーんと 母を敬いながら
ご高診宜しくお願い致します(笑)と
お伝え下さいね。

私は缶珈琲を飲み干して
介護士さんと母の部屋に向かった。

起きていらっしゃる?
ちょっと測定しに来ましたよ〜
寝てらっしゃるわね

静かに やりますね。

私は窓を開けて空気を入れ替え
小さな音量でクラッシックを流し始めた。

介護士さんは お嬢さんの趣味?
素敵なお部屋ね。
御母様に ピッタリ 癒やされますねと
笑顔を母に向けた。
 
母が好きな曲なんですよ。
昼食には 母をお越して 音楽のある
環境で  又チャレンジして欲しいわ。

私は安堵して  たまに
たん絡みの咳を繰り返す母に
今日も私が食べさせよう!

介護士さんに 食前に熱々たタオルを3枚
お願いした。 
 手足
顔 身体を拭いて クリームマッサージしてから
ユックリ 又上手く 経口から
母が沢山食べれる様に
祈り 

私は栄養ゼリーを 一気に流し込み
薬を服用し ようし!
今日も頑張るぞ と気合いを入れた…

まだ熱がある母の頬はピンク色
 
拘束はずしますね………
介護士さんに告げて
そっと 母と身体を楽に自由にした。

母が目を覚ました! 起こしてごめんなさい 大丈夫?

お顔とか拭いたら
お昼を2人だけで 食べましょ

母は そうなのね?
笑顔を見せて うん
あら?音楽が   素敵ねと
穏やかな顔

私は母の髪を丁寧にとかし
母と髪に触れた
 母上 綺麗な髪ね
ロマンスグレー
こんなに似合う人 初めて見るわよ

お婆さんに見えないかしら?

又母の茶目っ気が出て
2人して 笑い転げた(笑)
こんなにシワ一つない お婆さんは
存在しないのよ
まるで 赤ちゃん
  まだ母と笑えて  幸せ 感無量

母も 私に 大きな赤ちゃんね
小さな頃と変わらないわ
可愛い子ね

優しく笑いながら
手を細く成った指で  私の腕を撫でて呉れた……

ついつい 母の頬に顔を埋め
涙が頬を伝った
お願い 長生きしてね  
頑張って親孝行するからね

母は 手を伸ばし
私にもの頭を温かく 弱い力で撫ぜて 
髪をなおして呉れた。

介護士さんは
又来ますね

お食事とタオルを
持ってきますね  

母の私を
ニッコリ 眺めてから
部屋から出て行った。






#介護士さん#綺麗な髪#音楽が素敵#手足#介護日記#要介護5#バリアフリー#介護ベッド

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病病介護を振り返り〜 特別室入院スタート

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医師の診察では 左側に雑音がまだ聞こえるので 

確かに治癒へ向かって居るが
引き続き抗生物質や栄養価の高い点滴を
一日2回行うと 説明があった。

血管が細く もろい母は 
指や足からの痛々しい物であり 
手には拘束ミトンが変わらず嵌められた。

私はまだ 母を苦しめる誤嚥性肺炎我が
憎らしく 残酷に
感じたが 母も前向きで在る冷静さが 
私を 逆に力強くさせた。

先ずは 試しから 経口栄誉トロミドリンクと
栄養士 介護士による
ソフト食
嚥下食 の2種が 今から早速
試される事に成った。  

ベッドの座位 首の角度を 私も交えて
試し 先ずは一日3食 合計800カロリー
目標に 時間は一時間掛けて良いからと
どちらが むせ込みづらく 嚥下しやすいか?
実験開始だ。

やはり点滴やミトン
身体の拘束で 母は食べづらく
私が居る際には
手のミトン 身体の体制を保つベルトを
外す様に 願い出た。

私が 外すと 母は 楽だわ!
てため息をつく。
食べよう!と 気力が湧いてくれた。

良かった! 
白衣の男女
人が沢山 周りに居て 普通でも 食べる気は
失せるのに 拘束まで(汗)
 
介護士が 私に拘束を外すのが 手慣れて居て 
医療関係者の方かしら? と ビックリしていた。

本当に お嬢さんがいらっしゃる時には 
御母様も 元気アップして 会話が 
出来るし 食事もチャレンジして下さるから
嬉しいですね   
了解です!と答えて呉れた。  

先ずは口の中を食道を
湿らす方が飲み込み易いから トロミお茶から
スタートしませんか?

私は本当に真剣なので
介護士さんらにサジェストした。

ああ!そうですね
急ぎ過ぎて ごめんなさいと
皆さんが個々に私に誤った…
  
いえいえ
普通の人でも 水を一口飲んでから
お食事した方がスムーズですよ(笑)ね
現場を明るく おどけた顔をして  和ませた。

お嬢さんが 付いているから 大丈夫ですね!
皆さんから 母に声がけが………
 
母は にこりと 私に笑みを見せて呉れた。
 
一つ一つを 焦らずクリアして欲しい!!

私は両手を握りながら 祈りながら
 介護士さんが いよいよ
母の口に ソフト食を初めの一口
いれる様子を じっくり見つめた。

お嬢さん 何かお気づきの点が 有りましたら
遠慮なく おっしって下さいね と
年配の介護さんが呟いた。

ええ そうしますね。 
どうぞ 母を宜しくお願い致します。 
緊急病棟とは 介護士さんが
全て異なり 親顔ばかりなので

母の体調や様子を一日でも早く
把握して欲しいと願い
毎日 私が母の元に駆けつけて
日ごろの 母の色いろも 伝えてゆけう!
と 考えて  

私にも やらせて下さい
良いですか?と 母の直ぐ傍に近寄り
スプーンを下さいと申し出た。
 
あ、やられますか。
 はい 看て居ますからお願いしますねと
代わって呉れた。

母は私が はい 食べましょ
と笑顔で普段道理に接すると
うん  と頷き 安堵感を覚えてくれた。
 
流石 流石ですね!
介護士さんらは拍手して呉れた。  

母上 本当に頑張って呉れて
嬉しい 有難う有難うね。
体力つけなきゃね!
   
丁寧に一口ずつ
母にソフト食を口に運び 
目指せ一日800キロカロリーと  心で応援していた。






#点滴#ソフト食#介護日記#要介護5#経口#介護士さん

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病病介護を振り返り〜 特別室へ引っ越し

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母は最上階のエレベーターが開くと
眩しそうに 一面窓‥ …

快晴
横浜の街が晴れやかに見渡せる 
 
ベッドから横向きで 此処は? 私に問いかける。

今日から母上は 此方のお部屋で 診て頂くのよ
私が 手を差し伸べると

介護士さんらが お嬢さんは優しくて
親孝行ですね  羨ましいわ
と。

母上は立派だから 大好きだから
私からの
せめての気持ちよ。
良く成ったら 横浜の夜景を此方から一緒に
見ましょうね
と答えた。

母は不思議そうな 驚いた様子で
ちらっと 周りを見渡して
特別室に 入った。

介護士さんらが 体調は変わりないですか?
目眩は しないかしら?
今 軽く体調を見ますから
お嬢さんから お話しを聞いて下さいね
と ナースステーションへ向かった。

母上 窓があり 綺麗なお部屋でしょ?

ほら 昔むかし 母上が私を いつも
特別室や個室に入れて 治療させてくれたから
今の私が在るのよ。

だから 何も 心配しないで
安心しながら ユックリと 焦らないで治療して
元気で長生き!
必ず幸せに 長生きしてねと話し掛けた。

母は こんな贅沢しなくて良いのよ
私にお金は自分の為に貯めなさいね、

親だから 大事な娘を大切に 扱うのは
当たり前、 分かったわね

と幾度も繰り返した。

はい 分りました!母上 有難うね
私は 敬礼のポーズをして 悪戯な顔を 
母に
向けた。
 
同時に私の不手際で転倒 骨折したが故に
この様な状態に  母を苦しませ

美味しいお食事を食べる事も
通常のお茶 珈琲すら飲めず
全て嚥下食と 飲み物?はトロミをつけたグズ湯の様な…

健脚でスポーツも万能な
大切な母の足を
 世界一大切な母の命を

顔で笑い 心で泣く  とは 当に!
これだ。

全身全霊  
私は母に償い
愛で守り 母に少しでも
幸せと安堵感を与え続けよう!!

母の美しい横顔を見つめながら
私には 母を介護している
なんて 生意気な言葉は 一切言うまい

私は母を敬い 感謝しながら 
共に頑張り
一緒に生きて欲しい!  心の奥底から叫んでいた。
 
どうしたの?
座りなさいね……母から優しい言葉。
 
うん、有難うネ
ほら この花瓶 家のよ
そして
頑張ってくれて居る母上に お花の贈り物
綺麗? 私が生けたのよ。 
  
母は まあ 凄いのね  何と何のお花?
私が花瓶を持ち
一つ一つ説明したら  本当に綺麗ね 
  
上手く 生けてあるわね  と
 生花の  
先生の資格迄 持っている母に  
褒められ 喜びを噛み締めた。
  
大分 お喋りをしてしまい
心配になり 母の体温 酸素飽和度を
測定し始めたら 

トントン 
こんにちわ〜変わりはないですか? 
約束道理に 緊急病棟の担当医師が
診察に入って来た。 

私は 
先生 こんにちわ。
今さっき 無事に此方に引っ越しました。
介護士さんも そろそろ 来て呉れます。

大分母に お喋りさせてしまって
宜しくお願いします

丁度 タイミングよく
母の容態を良く 知っている医師が
来て呉れて ほっとした。

失礼しまーす
介護士さん2人も 電子カルテや測定器を乗せた
ワゴンと入って来た。

今していた点滴も 空に近い

私は
少し座りますねと
診察の邪魔にならぬ様に ソファーに
コートを脱いで置き
座りながら 母の顔と 医師の顔を
見つめていた。




#介護士さん#母上#お花の贈り物#特別室#優しい言葉#介護日記#要介護5#バリアフリー

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病病介護を振り返り〜 カンファレンスナンバー3 結論は如何に?

#最終期
#在宅介護
#誤嚥性肺炎


一般病棟へ! 確実に母は 退院へ向かって居るのだ!
本当に我が母上 は素晴らしい
私の心は躍って居た。

治療の効果と 毎日のベッドに拘束され
様ざまな
器具や線に繋がれて
苦しみ高熱と闘い
辛い日々を頑張って呉れた。

しかし母は私には笑顔で
私を愛し 信じて呉れた。

安心させる様に穏やかさを見せてくれて居るのだ。

音楽を聴いて居ても
実際は苦しく だるく 辛かったであろう。

母を見るにつけ
痛々しい姿で
私は病室を後にする時  涙が溢れ
足元が おぼつかずに居た。
治療は大事だが
もの凄く母を不幸にして居る気持ちさえして居た。

なので
訪問医師に 何とか在宅医療で 治す事は
無理ですか。
と私なりの治療方針を語り
相談したものだ。

やはり急性期には病院での加療が必要であり………
私は毎日 母に私の生命力と愛を せめて
与えに通い詰めた。

ソシャールワーカーには
退院に向かって居る!!けれど

万が一を考えて
私は最上階の特別室を 願い出た。

これからも何かと費用は掛かるが
私は せめて
いつも病を必ず
前向きに
私を信頼し 私を守る母の愛機の深さ故に!!
闘病克服して呉れた事を

そして
私達 姉妹を 父親役 母親役を立派に
こなして呉れた最高に尊敬 感謝
愛する
我が母の為には
特別室はあたりまえだと  余命宣告された頃から
思って居た。

特別室では やはり 介護士の見回りも多く
手厚い介護がなされる。

医師の回診も勿論多いのだ。
そうゆう面でも 安心がある。

此れが相部屋と個室 特別室との違い………

複雑な気持ちもあるが。

大きめの音量でクラッシック音楽等を
痴呆
せん妄 悪化予防に24時間流しても良い。

母は今回の入院で 41度の高熱と酸素マスクの
時は グッタリ寝入っていたが

38度台に解熱してくると
真っ白な広い緊急病棟個室で拘束された
治療 ストレスで
柔らかな静かな
せん妄が夜間に現れた位で
クリアーで安堵した。

本当にレビー痴呆症?!
いつも 私は不可思議に感じて居た。

でもADLを低下させない為にも必要な事は
私に 今出来るだけの 母への恩返しがしたい。

私は特別室へ
見学に上がった。

エレベーターが開くと廊下には
綺麗で重厚な絨毯が引き詰められ
ソファーが ズラリ。
大きな窓に素晴らしい夜景

更に歩き2重の扉

其処には特別室専用のナースステーション

特別室一つ一つに絨毯の色が異なり 玄関ドアー

部屋に入るとキングサイズのベッド
広い庭まで付いている。

更に回復したら
いつの日にかは
母を車椅子に乗せて
拘束されていた身体を心を癒やすために
母の大好きな夜景を見せて上げたい!

ソファーに移乗させて
母と私 並んでアイスクリームを食べて
貰いたい!

お庭から綺麗な景色と新鮮な空気を
味わって欲しい!!

イロイロ 先走り 胸が高鳴った。

特別室専用ナースステーションで
申込み書類を記入し  急いで
母の待ってる
緊急病棟へ 松葉杖で足早に戻った。

母は私の帰りが遅く
心配した様子であったが
母上〜 本当に頑張ってくれて素晴らしいわ!

退院は もう少し安全確保の為に 先だけれど
この病室から
上にあるホテルへ 明後日 お引越しよ!!

本当に 良く頑張って 良く我慢して
くれて 有難うで一杯よ。

私は つい早口に成って居たが
母は私の喜ぶ姿で 良い方向に事態が
回っているのを 感じて呉れて
良かったわ   を繰り返し

私に有難うを くり返しながら
背中を
擦って呉れた。

大丈夫 私は大丈夫よ。
熱が上がると大変よ
母のベッドの上半身を
少し下げて 私は語りながら
母の手を握り  時には背中を摩すり
肩を揉んだ。

母と私の見合わす瞳は輝いて居た。

すると 担当の医師が 今晩わ
と 母の様子を見に来て呉れた。
母に 向かって 良かったですね!
大丈夫ですからねと
カンファレンスの時と
全く異なり 優しい笑顔 声がけをして呉れた。

母は そうですか??
有難うございますと
医師と私の顔を交互に見ては
笑顔を見せて呉れた。

先生には感謝しております。
引き続き 母を宜しくお願い致しますと
私は丁重に挨拶をした。

はい あちらに移られても
私が出来るだけ 診に行きますから
あとは3人の医師も
一日に何回か 診に行くので
安心して下さいね
お嬢さんも 大事にして下さいよ(笑)
と言われてしまった。

病室 病棟の引っ越し
不要な物は 自宅に持ち帰ろう!!と
そっと   片付け始めたら
母は 無理をし過ぎては駄目よ。

自分の身体は 自分でしか
守れないからね!気をつけてね
と 温かい言葉を 少し疲れた様子ながら
大切な言葉をプレゼントして呉れた。

そうだ
此れから もっと 頑張らねば!!

母を休ませる為にも 今日は
この位で帰宅しようと 少し反省して

母に オマジナイの子守唄を歌い始めた。
母上  本当に今日もご苦労様です。
有難うね。
又明日ね 必ず元気で待っていて頂戴ね。