医師の診察では 左側に雑音がまだ聞こえるので
確かに治癒へ向かって居るが
引き続き抗生物質や栄養価の高い点滴を
一日2回行うと 説明があった。
血管が細く もろい母は
指や足からの痛々しい物であり
手には拘束ミトンが変わらず嵌められた。
私はまだ 母を苦しめる誤嚥性肺炎我が
憎らしく 残酷に
感じたが 母も前向きで在る冷静さが
私を 逆に力強くさせた。
先ずは 試しから 経口栄誉トロミドリンクと
栄養士 介護士による
ソフト食
嚥下食 の2種が 今から早速
試される事に成った。
ベッドの座位 首の角度を 私も交えて
試し 先ずは一日3食 合計800カロリー
目標に 時間は一時間掛けて良いからと
どちらが むせ込みづらく 嚥下しやすいか?
実験開始だ。
やはり点滴やミトン
身体の拘束で 母は食べづらく
私が居る際には
手のミトン 身体の体制を保つベルトを
外す様に 願い出た。
私が 外すと 母は 楽だわ!
てため息をつく。
食べよう!と 気力が湧いてくれた。
良かった!
白衣の男女
人が沢山 周りに居て 普通でも 食べる気は
失せるのに 拘束まで(汗)
介護士が 私に拘束を外すのが 手慣れて居て
医療関係者の方かしら? と ビックリしていた。
本当に お嬢さんがいらっしゃる時には
御母様も 元気アップして 会話が
出来るし 食事もチャレンジして下さるから
嬉しいですね
了解です!と答えて呉れた。
先ずは口の中を食道を
湿らす方が飲み込み易いから トロミお茶から
スタートしませんか?
私は本当に真剣なので
介護士さんらにサジェストした。
ああ!そうですね
急ぎ過ぎて ごめんなさいと
皆さんが個々に私に誤った…
いえいえ
普通の人でも 水を一口飲んでから
お食事した方がスムーズですよ(笑)ね
現場を明るく おどけた顔をして 和ませた。
お嬢さんが 付いているから 大丈夫ですね!
皆さんから 母に声がけが………
母は にこりと 私に笑みを見せて呉れた。
一つ一つを 焦らずクリアして欲しい!!
私は両手を握りながら 祈りながら
介護士さんが いよいよ
母の口に ソフト食を初めの一口
いれる様子を じっくり見つめた。
お嬢さん 何かお気づきの点が 有りましたら
遠慮なく おっしって下さいね と
年配の介護さんが呟いた。
ええ そうしますね。
どうぞ 母を宜しくお願い致します。
緊急病棟とは 介護士さんが
全て異なり 親顔ばかりなので
母の体調や様子を一日でも早く
把握して欲しいと願い
毎日 私が母の元に駆けつけて
日ごろの 母の色いろも 伝えてゆけう!
と 考えて
私にも やらせて下さい
良いですか?と 母の直ぐ傍に近寄り
スプーンを下さいと申し出た。
あ、やられますか。
はい 看て居ますからお願いしますねと
代わって呉れた。
母は私が はい 食べましょ
と笑顔で普段道理に接すると
うん と頷き 安堵感を覚えてくれた。
流石 流石ですね!
介護士さんらは拍手して呉れた。
母上 本当に頑張って呉れて
嬉しい 有難う有難うね。
体力つけなきゃね!
丁寧に一口ずつ
母にソフト食を口に運び
目指せ一日800キロカロリーと 心で応援していた。
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