テーマ:在宅介護
母の退院日は 本当に多忙を極めて 母の体調 不安な気持ちが心配だったが
病院は朝が早く
慣れていた為か
朝5時に 母に 名前を幾度か呼ばれ 母の隣で コートに 包り 寝ていた私は飛び起きた。
凄く寝不足 くらくらながら 私は
母が我が家に 一緒に居て呉れる喜びに
胸が躍動し カーテンを開けて
母上~ 今日も 良いお天気よ。
くたびれてはないの? 大丈夫?
今 下着を替えるからね!サッパリするわ。
母はオムツ…… という言葉を嫌い。
良く 分かる気持ちだ。
トレーニングパンツ式のオムツとは異なり
前開きのオムツ替えは 患者本人に 看護士やヘルパーさんらは 強いるけれど
私は 不憫で
母の体重 30㎏を 私は片手で 腰と膝の筋肉をバネに 持ち上げながら 又 強い力で ベッドのクッションマットを母の身体の背中に入れ、 数センチの隙間を 作り ベッドに 防水マットは敷いてはあるが
よれてそのままにしておくと 床ずれの元凶になるので、
よれないように、ビニール 新聞紙を広げ 隙間から 全身の力で
滑り込ませた。
凄い汗を 冬なのに かいてしまうので
タオルで ハチマキの私。
母は私に気兼ねして 病院に居る時みたいに
自ら 頑張って 右を向いたり 上を向いたり 左を向いたり 頑張って呉れる。
筋力保持の為に ある程度 は大事だけれど
痩せ細り 固形物は一切摂れないので
私が 私流の 方法で 母の負荷を
避けたい。
それから 口腔ケアー
暖かいお湯をバケツにいれて 柔らかい絹の倒れで 顔を拭いて 柔らかい タオルで 全身を拭いて
皮膚炎のお薬 クリームを塗り
母のお顔は ピカピカ 気持ち良さそう
10時ジャストにケアマネ 医師が来訪するので
朝食には 南瓜 人参リンゴの スープにトロミを付けて
栄養ゼリー プリン ヨーグルト の中に
多種の 顆粒に叩いた 薬を入れて
誤嚥性肺炎を 防ぐ為に
ゆっくり 咳込まぬ様に 丁寧に
座位を しっかりとり
小さなスプーンで 食べさせた。
又 お口治し 水分 目指せ1日1リットル!
でカルピス
麦茶に トロミを付けて ゆっくりたべて貰った。
母は 私に 丁寧で優しいのねと
温かく言葉を 掛けて呉れた。
勿体ない 言葉 一生忘れない
母を必ず 長生き 幸せにする!!
決意を 新たにした。
時計を見ながらの 動き。
洗濯機を回しながら リビング 母の部屋をメインに 念入りに 掃除して
ターンテーブルには
綺麗な お花をいけた。
サイドテーブルには ポインセチアと
母への退院祝いを 飾った。
ピンポン チャイムが成った。
カメラを 見ると 落ち着きある医師が見えた。
母は誰なの?今日は 誰も入れないで頂戴ね…と
私に告げたが 母上を 丁寧に診て下さる先生と看護士さんよ。
お家で 診て貰えるなんて
良かったじゃない?!!私は明るく
母に笑顔を見せた。
母も 頷き 有り難うね…と 空元気を
見せて呉れた。