病院へ やっと着いた
母は 本当に 頑張ってくれた…
我が母を 心底 賛美している我
サイレンと共に 揺れる 揺れる キューカーブ 段差に
母の身体は 揺れる 揺れる…… ガタンガタン ガタガタ ガタンガタン
私は 転倒しそうに成りながら 母を 抱きしめ
声を掛け続けた。
腰を 強く打った様だが
眉間に シワを寄せ頑張ってくれる 我が母上を愛おしく不憫に思い
力一杯 抱きしめていた…
何だか 数時間 救急車に乗って居た様な
数日間 母と二人だけで闘い抜いた 感覚。
此れに 類似した事何回 あっただろうか
いつもの医師が偶然 当直で 居てくれた………
ふと 又 必ず❢❢❢
母を救って 欲しい
少し 医師の顔を 見て安堵したのか
私は 四肢の痺れ
滝の様な 汗に 気づき
再び 冷たい水で手足を 洗い
医師に 母の状態を報告した。
母はリカバリールームで
沢山の管に 繋がれ
薄れゆく意識の中でも
私の姿を 目で 追っている様子が
浮かび………
ごめんなさい
ごめんなさい
私は すぐ傍に居るから安心してね
大丈夫 大丈夫よ
母に通じる様に懸命に 心は泣きながら
胸に 手を合わせ祈り 叫んで居る
数々の 検査に移動されるだろう
リカバリールームへあと 少ししたら入ってゆこう❢❢❢
幾度も看護師から 外で お待ち下さい!!を 言われて 来た経験上
直ぐには 入れないが やはり 母を一人には出来ない。
リカバリールームの 真ん前のソファー待合室で
私は 自らの不調 痛みを 忘れ
強く 握り拳を!?
天国の父に 又 力強く
祈る 祈る 祈る
身体は 疲労困憊していても
頭は キリリ❣❣❣
医師に質問する事柄
検査後には緊急入院 確実であろうから
個室❢❢❢を 希望しよう!!!
母への 恩返しに私が出来る事を
色々 考える。
必ず 今回も母を助ける。
苦しみから 一刻も早く母を 救いたい………
後から 次次に 救急車🚑が到着して来る………
気持ちが 何故か焦る。
母を 後回しに されぬ様に
私は 勢い強くリカバリールームの扉を 拳で 叩き
失礼いたします
私は 入室する………
母は 何処に???
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