母は ホームの暮らしに馴染もうと
異国人の ヘルパーさんらにも
感謝の言葉を気高い 微笑みと
どうも有難うね と
全身から 振り出す明るく
慈しみを含んだ声で
御礼を 丁寧に
繰り返し…えーん
見ている 私は
胸が張り裂けるえーんショボーン
母には いちいち 御礼を
伝えなくて大丈夫なのよ
体力が弱るわ……心配よ
お仕事で して呉れる事だから
無理はしないで
お願いよ
私は 手抜き 異国人の仕事ぶりを
口だけ 愛想だけ
明るく 振りまき
リアルな 仕事ぶりを
見ているだけに💢
母を抱きしめ
背中を擦りながら
涙が溢れぬ様に
天井を 仰ぎながら
ね、 今日は 素晴らしい
お天気ね🎶
屋上へ 車椅子押すから行きましょ
富士山が 美しく見えるわ💐
母の返事はなく
怠そうである……ガーン
私は ベッドサイドの
体温計を 母の脇の下に入れて
痩せた 腕には
圧力を掛けなきゃ 検温出来ずに
ごめんなさいm(_ _)mと 強く 母の腕を 圧する
え!? 高熱である😭😭😭
ヘルパーには
我慢して居たのだ…
私は 至急に ホームの看護師 ホームの館長に連絡し
救急車🚗だ。
グッタリ する母を(泣)
アイスノン 冷えたタオルをあてながら
私は 懸命に
声がけをする。
余命宣告を 医師から既に受けている
我が 最愛なる母❢❢❢
近寄り づく
死との 隣り合わせの母。
私は
ヘルパーとは何を教わって来たのか💢💢💢
声を大に 怒鳴りたかったが
母の 気持ちを
穏やかに
心配かけまいと
優しく 大丈夫よ 少しの お熱 風邪かしら?
私と 病院へ行きましょうね!!
私の 心は
泣き叫ぶ💢ムキーガーンえーん
天国の父に 私の命を
80% 母に差し上げます
だから どうか どうか
母の命を お助け下さい………
繰り返し 繰り返し
汗が 出るほどに 祈り続ける…
母の 顔 熱い 赤い
繋ぐ手も 熱い❣❣❣
私は 玄関迄
母を 車椅子に 移乗させ
急いで 押しながら
早足で
大丈夫よ 大丈夫だからね 母上❢❢❢ を 連呼し
私が 膠原病で無ければ!!!! と 自らを心の中で叱り飛ばし
救急車に飛び乗った。
嗚呼 神様 仏様
悪いのは 全て 私です
嗚呼 無情
母を 苦しめる事は お止め下さい……………
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