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#最終期
#在宅介護
#誤嚥性肺炎
毎日 年末年始で街は賑わいを見せている。
活気に満ちている。
私は変わらず 母のベッド横にコートを着こみマフラーを巻き 仮眠しながら 徹夜で 介護に真剣な毎日。 病院の看護士さんは ほとんど 真夜中は巡回して来ないので やはり 在宅介護は正解だと感じていた。
熱による脱水症状も 母が真夜中に 目覚めた時に ベッドを60度位にアップして しっかり座位を固定して 誤嚥を防ぎながら 私が ゆっくり 水分補給に頑張れる。
病院では 有り得ない介護だ。
母は上手に飲んで 呉れて 冷たいトロミの水分やアイスクリームが 心地良さそうで 私に笑顔で ありがとうと うなずいて呉れる。
訪問医師も 一番在宅介護が 安全だ。
急変したら 気づくし 真夜中に 酸素飽和度を測定したり 検温して 発熱が継続していたら カロナールを 八時間おきに 飲ませて リンパ腺の部位を冷したり 家族が 直ぐに対応出来るからだ。
寝具の調節も 出来るし 患者さんのメンタルも安心させて 前向きな気持ちをキープして 自然治癒力もアップする。
小さな音で、音楽を 流し リフレッシュも出来る。
私は自分の身体が いつまで持つか?不安は有ったけれど 新年 年越しを 母も 誤嚥性肺炎が落ち着いて 迎えられたら!と 真夜中 痰の吸引も
しっかり挑んだ。
ケアマネは 9時過ぎたら 母を寝かせ 私にも 真夜中は 寝ても良いと 言っていたけれど
私は医師と同じ見解で 在宅介護ならでは!の介護を 懸命にしたたかった。
毎日 ヘルパー 訪問介護士が 来て呉れて
流石に!娘さん 素晴らしい! 尿も沢山出て 脱水症状が治り 発熱も 落ち着いて来て
胸の音も 改善して来たのだ。
やった 母上、大分 楽に成って来たわね?
母は 微笑み 手を繋ぎ 私の身体を案じ 風邪に気を付けて頂戴と 言って呉れた!!
さあ! 明日は いよいよ大晦日。
悪化させては なるまい。
医師も 訪問介護士 ヘルパーも来る
私の自由な時間はほとんど 皆無だ。
でも 喜びは 格別で 神仏に祈り 明るく元旦を向かえる 事を信じてた。
夜 8時時ケアマネが慌てて 母のホームの用紙 パンフレットを!持ち 私に充分 したから
春に新築するホーム一覧を 持って来て
締め切りは明日よ。 急いでと 手渡された。
いきなり 私は 母を見て 困惑して悩んだ。