なかなか
寛解に 至らぬ 焦り
辛さ 悔しさ
非情なる痛み………
何故? 私が? 幼き頃から
教会へ
通い 祈り
神とは ?? 沢山、学び
2差にして 工芸作家の父を亡くし
母上様の
賢明さ 意志の強さ 気高く 真紅の薔薇のこどく
麗しく
やり手で
更に 慈悲深く………
私も 母の様な 人間
女性に成りたい!!!
完璧過ぎる
母上様
私は
学問 習い事
受験 資格取得
様々な フィールドで 活躍する事が 出来て居たのに
何とも 無情
嗚呼 無情な。
20歳代 半ば
私は 誤診に 遭遇し
寝たきり 三年
激痛に のた内回り
地獄に つき落とされ
どんなにか 母上様に 心配掛けて
悲しませたで在ろうか
私は 泣き出しそうな空を見上げ
両親に祈り バス停で 久々にバスを待ち
横浜 山下公園へ
いざ 出発❣❣❣
バス停から ゆっくり 歩き
山下公園 入口に 佇む。
何と 心地よい 潮風だろう
爽やかな 少し冷たい 薫風に
髪を なびかせ
コートの襟を 立てる
マフラーを結びなおす。
壮大なるスケール
重々しく 氷川丸が鎮座している。
懐かしい❢❢❢
何年も コロナ禍
私の病で 来れずに 居た
懐かしい 懐かしい 景観。
一緒
夢か?
あまりにも 嬉しく 懐かしく
忘却の 時間へ 引き戻される。……
うわ〜 私は
声を上げ 腕を 空に向かい
出来るだけ伸ばしてみる
これは リアルに現実
なんと 有り難い事か ❢❢
リンパ腫
2年〜の歳月
一人
枕に 顔を埋め
涙を こぼし
死を覚悟し
両親の お位牌に お祈り………
幾度 語りかかけただろうか。
今は… リウマチで 痛む全身ながら
自分の足で 佇み
360度 深呼吸しながら
景観を 見渡す私。
何と❢ 麗しい 薔薇 薔薇 薔薇
色も カラフルで
まるで 天国に身を置いている心境で
声を 出して
母上様を 呼び
語りかける………
私の 傍らに母上様の 優しい
高貴な香り 存在を感じる。
薔薇のむせる
素晴らしい香り
そうして 母上様の 愛
神々しく 気高き 甘い香。
我
世界一 幸せなり。
現実の世で
最愛なる 母上様と
薔薇を 鑑賞する
喜びの 時を 共有し 感動の渦の中へ。
ふと 目眩すら 感じる。
ゆっくり 一足ずつ 歩み
薔薇 一輪ずつ丁寧に 鑑賞し
香りを 楽しむ。
嗚呼 神よ。
私程
深く 薔薇を楽しめる
人間はこの世に居るで あろうかか?
夢見心地
のまま 母上様に手を引かれ
沢山、満開なる薔薇に包まれて居る。
誰も 私が病人とは
気づかない………
遠くに 飛鳥も 停泊している。
本当に 出来過ぎた
シチュエーション。
ずっと 此処に 佇みたい……… 佇んでいたい
一粒 一粒
冷たい 雨が
頬 髪を 濡らす
ふと 酔いしれ
深い 薔薇園に 佇み過ぎた私は
我に戻り
写メを 撮りまくり………
空を 再び 仰ぎ
両親に 有り難さ 幸せを
繰り返し 報告する。
幾度も
幾度も
大きく
両手を広げて
私の
大きな 瞳の中に
冷たい 皐月の 雫が
入り込む。
生かされている喜び……
辛く
嘆き悲しむ事も 有るけれど
五体満足に 両親に
この世に 生を 受けた私は
生きてるからこそ❢
の痛み
生きてるからこその
辛さ
生きてるからこその
幸せに
声を大にして 雨雲 空へ
叫ぶ。
誰が
見ていようが
構いはしまい。
母上様
父上様
素晴らしい
時間を
至福なる
麗しき
時間を
有り難うございます\(^o^)/
私は
ますます
必ず❢❢❢
幸せを 沢山 感じ
掴みとり
恩返しに 努めます。
必ず 必ず
どうか お守り下さいませ
私は 世界一 幸せで 一杯なのですから………